いい居場所は偏りがある?
先週の日曜ことになりますが、珍しく他団体が主宰する居場所に
行ってきました。
この日は、別の場所でひきこもりUX会議というひきこもり界隈では
かなり大掛かりなイベントもあったのですが(参加した友人の
話では100に以上の参加者が集まったようです。)
かねてから行きたかった他団体が主宰する働くことをテーマにした
ひきこもり当事者の居場所に参加しました。
今回は、たまたま参加することはできましたが不規則勤務の為
なかなか参加できず(そのイライラから自分で居場所を作る)
いたのでとても楽しみしていました。
働くことをテーマにしているので働いている当事者が多く
自分にはそれが逆に居心地が良かったです。
でも同時に考えましたもしこの場に働いていない当事者がいたら
参加しづらいかもしれないし、いづらいかもしれないと・・・
当たり前のことですが誰にとっても居心地の良い居場所というのは
どこにも存在しえないのです。
なぜなら、ひきこもりの問題はすべてにおいて苦しいからです。
自分もひきこもりを一通り経験してきました。
⓵部屋から出れない苦しさ
②居場所の目の前に行って入れない苦しさ
③働きだす苦しさ
④働きだすことで今まで通っていた居場所がいづらい場所に変わって
しまった苦しさ
全部苦しいものだったと覚えています。
本来は、同じひきこもりという経験しているだから
同じ居場所で楽しければそれが一番ですが
現実はなかなかそうはいきません。
どっちかに偏るものです。でも同時に、その偏りこそが
参加する人にとっては満足に繋がることなのです。
そして、居場所を主催する側も肝に銘じておかなければなりません。
自分たちの居場所は完ぺきではなく偏りのあるのだと。
僕らの主催する居場所「生きづらワーカズセッション」
働くをテーマにしたした居場所です。
ですか参加者は仕事している当事者及び探している当事者となります。
働いていない当事者や仕事探そうとしていない当事者の方には
居心地のいいい場所とは言えないと思います。
ですが、偏りがあるからこそ誰かにとっては安心・安全と繋がる
のだと思います。
居場所情報(働くひきこもりの居場所: 毎月第二火曜日開催)
日時 3月13日(火曜日)
場所 板橋総合ボランティアセンター第三ルーム
時間 19時から20時半まで
費用 おきもちで